
きょうの料理レシピ
ふろふき大根 ごぼうみそ添え
いちばんおいしい冬の大根の味を生かすために、シンプルに調理します。ごぼうみそは多めにつくり、白がゆと合わせてもおいしいくいただけます。

写真: 蛭子 真
エネルギー
/50 kcal
*1人分
塩分/1.5 g
*1人分
調理時間
/75分
材料
(2人分)
- ・大根 6cm(約180g)
- ・米のとぎ汁 適量
- ・昆布だし カップ3~4
- *全体備考参照。
- ・粗塩 小さじ1
- 【ごぼうみそ】*つくりやすい分量/このうち大さじ1を使用。
- ・ごぼう 15cm(50~60g)
- ・合わせみそ (市販) 大さじ3
- *米みそと麦みそを合わせたもの。
- ・昆布だし 大さじ1
- *みそ用。全体備考参照。
- 【だしあん】
- 【A】
- ・大根のゆで汁 カップ1/2
- ・ほうれんそうのつけだし カップ1/2
- ・粗塩 1つまみ
- ・酒 大さじ2
- 【水溶きかたくり粉】
- ・かたくり粉 大さじ1
- ・水 大さじ1
- ・ゆずの皮 (すりおろす) 少々
- ・ごま油 小さじ1
- ・みりん 大さじ1
つくり方
1
大根は皮をむいて厚みを半分に切る。皮は「大根の皮の浅漬け」に使える。
2
鍋に大根と米のとぎ汁を入れて30分間ほどゆでる。ざるに上げて表面を洗ってとぎ汁を落とす。鍋に入れて昆布だしと粗塩を加え、落としぶたをして40分間ほど沸騰させないように煮る。ゆで汁は【だしあん】に使うのでとっておく。
3
【ごぼうみそ】をつくる。ごぼうはやさしく洗って土を落とし、紙タオルで水けを拭き、皮ごとすりおろす。フライパンに入れ、中火でいって水分をとばす。火を弱めてごま油を加えてなじませ、みりんを加えてアルコール分をとばす。ボウルにみそを入れ、ごぼうと混ぜ合わせる。密閉容器に入れて冷蔵庫で1週間ほど保存可能。
4
【だしあん】をつくる。【水溶きかたくり粉】は混ぜ合わせて30分間以上おいてなじませておく。【A】を鍋に入れて強火にかけ、ひと煮立ちさせる。火を止めて鍋の中身を箸でかき混ぜながら【水溶きかたくり粉】を加え、中火に1分間ほどかけて火を止める。器に2を盛り、【だしあん】をかける。
5
3の【ごぼうみそ】大さじ1に、昆布だしを加えて混ぜ、4の大根にのせる。ゆずの皮を散らす。
全体備考
◆昆布だしのとり方◆
鍋に2.5リットルの水を入れ、昆布1枚(15×20cm)をつけて3時間ほどおく。弱めの中火にかけ、沸騰する直前にふたをして火を止め、1日おく。冷蔵庫で3日間ほど保存可能。
昆布は「大根の皮の浅漬け」に使える。
【こちらのレシピも参考に!】
大根の皮の浅漬け
ほうれんそうののり巻き
きょうの料理レシピ
2017/02/21
滋味を味わう“禅寺ごはん”
このレシピをつくった人

吉村 昇洋さん
広島県の曹洞宗八屋山普門寺・副住職。臨床心理士。相愛大学非常勤講師。曹洞宗大本山永平寺での修行生活の中で、調理を行う「大庫院」に所属。現在は精進料理教室を主宰。また、「料理僧三人衆」の一人として食を通じて仏教を伝える活動に励む。
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